新しいボード

「ないっないっないっないっ」

学校中を探したが、有希の痕跡は一切ない。まるで有希がこの世から姿を消したかのように…

『どう?小野瀬有希探しは楽しい?』
と、脳内に話しかけるように問いかけてきた。
「え?」
『小野瀬有希はこの世界から存在を消した。あの子はこの世界に疲れすぎた。そして、自分を見失いかけた。私は救ってあげたの♡あの子を、この世という地獄から…♡』

「天瀬望雨…!小野瀬有希は探しても無駄よ…」
「どうしてぇっ…!」
「小野瀬有希は死んだに等しいわ」
「どうしてなんですかぁっ…どうして有希ちゃんが…あの子じゃなくてもいいでしょっ…」
突然、望雨から黒いもやが出てきた。
「…………………来るわね」
「うふふっ♡そんなに警戒しなくていい。宣戦布告をしにきたの。小野瀬有希はもう私のもの♡これだけじゃ足りない…あなた、とてつもなく私に恨みを持っている。その恨み、私は大好き♡次はあなた…」

「うぅっ…」

「天瀬望雨、意識が遠のいたら、なるべく、いや、絶対に魔法少女になりなさい」
「わ、分かった…………………………………………あれ?先輩なんで知って…」

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