信号機の小説!!

第二話

→虹心 →鯨 🐟️→寝子 →つみき

「電車で行くんだっけ?」
「そうだよ〜時間もちょうどいい時間」
そう言って3人が時計を見つめる。時刻は11時30分。そろそろお昼時だ。
🐟️「にぼしたべるの〜?」
「違うよ!普通にご飯!」
「え、、?ご飯食べるの?」
虹心のその言葉に鯨は何かを思い出したかのようにハッとした表情を浮かべる。寝子も少し不思議そうな表情をしている。
「そ、そっか、ごめん!うそ!ご飯は食べないんだけどさ、一回僕の家帰ろ!」
🐟️「え!くじらのいえいけるの!?やったぁ!!」
鯨の家に行けることに一人テンションが上っている寝子の後ろを気まずそうな表情の虹心と鯨がついて行く。ここから鯨の家はそう遠くない。歩いて15分といったところだろう。

それから微妙な空気が流れるまま鯨の家に到着した。鯨の家は一言で言えばお金持ちが住んでそうな家。外観はとてもきれいで庭がついている庭にはそれなりに大きいプールが付いておりアヒルのおもちゃが浮かんでいる。周りには低木が植えてあり四季折々の花が咲くようになっている。
🐟️「くじらのいえおっきいね!!!」
「何回も来てるでしょw」
そういいながら家のドアを開ける。そこでは可愛らしい衣装を身にまとった人が出迎えてくれた。単純に言えばロリ。単純に言わなければ幼さが残る可愛げのある方。この家のお手伝いさんである”つみき”さんだ。つみきは訳あって鯨の家で住み込みのお手伝いとして働いているのだ。つみきの着ている衣装はどこか不思議なものだ。左右で袖のデザインが違うのだ。左袖は和服のような作りに、右袖はシャツのような作りに。
「おかえりなさい!鯨さん!」
つみきは元気な声で鯨に呼びかける。鯨が止めているのか虹心と寝子が入ってこない。
「ただいま。つみきさん。
おにいちゃ、、イルカに寝子のバッテリーを交換するって伝えに行って、」
「、、、わかりました。鯨さんと虹心さんはどうしますか?」
「僕達は家でお昼食べていこうかな。」
「ではシェフにお伝えしておきますね!」
「うん、、、」
会話が終わるとつみきさんは家の奥の方へ行き、玄関で待っていた虹心と寝子が中にはいってきた。
「虹心は先にリビング行ってて。寝子は僕についてきて」
寝子はそれに対し元気にはーい!と返事をし、虹心はこくりと頷いたあと笑顔のままリビングへ歩いていった。鯨は寝子の腕を軽く引っ張りつみきさんが進んだ方へと進んでいく。
🐟️「どこいくのー?」
「覚えてないの?」
寝子は首を傾げる。それに対し少し悲しげな表情を浮かべる鯨。しばらく進むと廊下の突き当りに当たった。鯨は慣れた手つきで壁を押し始めた。まるでそこにボタンがあるかのように。数回壁を押したあと壁が静かに音を立てて開いた。
🐟️「え、えぇ!!!すっごぉーい!!」
少し興奮気味の寝子を横目に壁の先へと進んでいく。すると開けた空間に出る。そこは誰かのラボのようだ。白い空間に白い机。その上にはバーナーで炙られふつふつと音を立てているフラスコの数々。フラスコの中身はカラフルな液体が入っている。それ以外にもたくさんの薬品や、ホルマリン漬けのなにか。PCなど様々なものが置かれている。ふと部屋の奥の方を見ると何やら人影が見えた。

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