まず、Art Pizzaとは何か、どのように始まったのかを教えてください。
Brian Manning
経験のレベルを問わず、アーティストに向けてコツやテクニック、業界のアドバイスを届けるポッドキャストです。
Edward Frayna
もともとは「Jurassic Mouse Claw」というFacebookグループで、毎週お題を出して描く企画をやりながら、いろいろなアーティストを招いていました。ラスベガスにはカジノゲーム業界やタトゥー業界のアーティストがたくさんいるので、共通の友人を通じてなんとなく知り合いだったアーティストが何十人もいたんです。
Brian Manning
そのFacebookグループの外にも広げたいと思って、音声のポッドキャストを始めました。でも70回配信したところで、誰も名前の意味をわかっていないことに気づいたんです。それでArt Pizzaに生まれ変わって、YouTubeの動画形式に切り替えました。そのときEdが「作品を見せる工夫が必要だ」と言って、それがMagmaにつながりました。
Edward Frayna
いつもの配信では、絵を描いていたり、アートの話をしていたりします。メンバーはみんなすごく気さくなので、その雰囲気とコミュニティを大事にして、同じ考えを持つアーティストをもっと呼び込みたかったんだと思います。友だちと毎週集まって過ごす時間のような感覚ですね。
Brian Manning
お互いを応援し合えるアートコミュニティをつくろうとしています。SNSは競争が激しくて、メンバーの多くにとってストレスでした。そこから離れたかったんです。ほかのアーティストの成功を一緒に喜んで、みんなで助け合えるコミュニティをつくりたいと思いました。
Edはたくさん応援したり、添削したりするのがすごく上手なんですが、僕は怖くてできません。だから、描いた絵を冷蔵庫に貼ってくれるお母さんがほしいなら僕のところへ。絵がうまくなりたいならEdのところへ。Elisaはその中間くらいかな。

配信の場にMagmaを選んだのはなぜですか?
Edward Frayna
以前は3時間くらいただ話しているだけだったので、目で見て楽しめる要素を入れたかったんです。背景でちょっとしたアニメーションが動いていて、画面に4人の顔が並んでいるだけ、というのは避けたかった。それじゃアートのポッドキャストとは言えませんから。Magmaを使えば、自分たちにできることを見せられるし、ほかの人にも参加してもらって、一緒に過ごしながら描けるんです。
Brian Manning
そう、それがいちばん大きかったですね。僕たちが描いているところを見せるだけじゃなく、みんなに参加してほしかった。Magmaでは、ほかのアーティストがたくさん参加してくれています。参加してくれた人の絵に、逆に刺激をもらっているんです。僕たちがいないときにも、キャンバスを埋めてくれるんですよ。
Elisa Bleakmore
私の職場も全員が在宅勤務で、パンデミック中はMagmaが絵を描くのにぴったりのツールでした。以前にも共同でお絵描きできるツールはいくつかあって、試した人もいました。でも、Photoshopのようなソフトと肩を並べるレベルのものは、Magmaが初めてでした。本当にわくわくしました。
オフィスではみんなで集まって描いていたので、昼休みには同僚とMagmaで描いていました。描いた絵を順番に回していくゲームをよくやっていたんです。Magmaのおかげで、パンデミック中もそれを続けられました。当時使うには、本当にすてきなツールでした。
Brian Manning
そうですね。それまで見てきたほかのサービスは、どれもブラシがガタガタで、まるでWindowsのペイントでした。それがMagmaでは、エアブラシやソフトブラシ、レイヤーまである。「これだ、ここでやろう」と思いました。
Edward Frayna
週に1回このメンバーとMagmaで描くのが、いつも楽しみなんです。ほかのアーティストと一緒に過ごしながら描いていると、創作のエネルギーがいつも満タンになります。リアルでも月に1回、地元のアーティストたちとカフェに集まって描いていて、ほとんど同じ感覚です。
Elisa Bleakmore
でもそこでは、みんなそれぞれ自分のスケッチブックに描いていますよね。Magmaは、みんなで一緒に描けるところが本当にいいんです。
Brian Manning
そうそう。みんなが同じキャンバスに描いているから、少しズームアウトして、ほかの人がやっていることを参考にできるのも気に入っています。たとえば僕は色選びが苦手なので、スポイトで色を拾ったりしています。
週によっては、月曜の夜にArt Pizzaをやるまでまったく絵を描かなくて、そこでやっと描けたと感じることもあります。みんなで集まっていると、何を描くか考えなくていいので描きやすいんです。とんでもないお題が出てきますから。

コミュニティが楽しめるお題は、どうやって選んでいますか?
Brian Manning
最初は、思いついたものを適当に叫ぶだけでした。「スター・ウォーズを描こう」みたいに。次に、自分たちで項目を入れたルーレットに切り替えたんですが、ホリデーシーズンになると同じようなものばかりになってしまって。ルーレットがクリスマスやハロウィンのネタだらけになったんです。今は、Edが見つけてきたカードゲームを使っています。
Edward Frayna
「Chaotic Draw Along」です。アーティストのAnthony Wheelerさんが考えたゲームで、ランダムなお題がたくさん入っています。そこからカードを引いて、「よし、この3つの言葉で描こう」と決めるんです。お題はどれもおもしろくて、ほどよく難しくて、見ている人とも楽しく遊べます。

Art Pizzaの宣伝や、新しいアーティストを呼び込むために何をしていますか?
Brian Manning
Discordサーバーですね。ここも最初は、ほとんどが地元のアーティストでした。今は基本的に口コミです。Instagramのアカウントもあって、ありがたいことにEdが全部回してくれています。僕たちのなかでいちばんフォロワーが多いので、Discordサーバーや番組に人を呼び込んでくれるんです。
Edward Frayna
TwitchとYouTubeでもライブ配信していて、そこから参加してくれる人もたくさんいます。
Brian Manning
そうですね。ほかの配信者からレイドが来て、新しいフォロワーが増えることもあります。そうなると焦りますけど。
Edward Frayna
チャットに数人しかいない小さな配信をしていたら、突然誰かが50人くらい連れてレイドしてくるんです。「おっと、これは本気を出さないと」みたいな。
Elisa Bleakmore
私たち3人は年齢が上なので、Twitchのコミュニティやファンとの関わり方については、新しい世代の人たちとの接し方を常に学んでいる感じです。マナーやルールなど、いろいろあるんですよ。本当におもしろいです。
Brian Manning
番組でやっていることは、どれも僕には慣れないことばかりです。だからこそ楽しいんだと思います。

配信にはさまざまなレベルのアーティストが参加しています。描き始めたばかりのアーティストを、どのようにサポートしていますか?
Brian Manning
まず、みんなをDiscordに招待しています。Discordには役立つ資料や、添削をお願いできるチャンネルがあります。それに毎週のトピックの多くは初心者向けで、話す内容が駆け出しのアーティストや初心者にどう役立つか、というところまで落とし込むようにしています。
Elisa Bleakmore
配信にアーティストが来ると、この2人はいつもすぐに「ねえ、ユーザー名をどんどん書いて。応援するから」と声をかけるんです。チャットでの自己宣伝はいつも盛り上がっていて、みんなすごく励まし合っています。
Brian Manning
TwitchやYouTubeのチャットでは、リンクやSNSアカウントを自由に貼ってもらっています。アーティストのフォロワーを増やす手助けをしたいからです。さっきも言ったように、みんなの成功を一緒に喜びたいんです。アートを一部の人だけのものにするつもりはありません。一定のレベルに達していなきゃいけないとか、フォロワーが一定数いなきゃいけないとか、美大に行かなきゃいけないとか思われがちですが、そんなことはありません。
Edward Frayna
添削やフィードバックなら、僕もDiscordにいるので、喜んで作品を見てアドバイスします。僕自身、目標を達成するのを助けてくれた師匠がいました。だから、できるだけ多くの人を助けて、次へつないでいくのが自分の役目だと思っています。
Art Pizzaのお絵描きセッションへの参加方法や、グループの作品をもっと見たい人は、Instagramをチェックしてください。Edward、Brian、Elizaをフォローすれば、最新作も見られます。