Wacom MovinkでMagmaを快適に|タッチ操作と画面上のメニュー
2025年2月25日
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小さなデバイスで描いていると、窮屈に感じがちです。Magmaのアートジャムでは、隣で描いている人の絵を見逃してしまうこともあります。ただ、液タブの中には、小さな画面でも快適に描ける機能を備えたものがあります。Wacom Movinkはその好例です。薄型のデザイン、マルチタッチ対応、カスタマイズできるオンスクリーンのショートカットメニューを備えています。
Wacom Movinkについて
13インチのWacom Movinkは、私がこれまでに使った中でいちばん軽くて薄い液晶ペンタブレット(液タブ)です。重さは420g、厚さは4〜6mm。単体のタブレット端末よりも高性能なノートPCを好む、移動の多いプロにぴったりです。

付属のペンはWacom Pro Pen 3の専用バリエーションで、筆圧の反応が優れています。ペンには3つのボタンがあり、マルチモニター環境で重宝しています。2つはキャンバス上の操作に使い、3つ目はディスプレイの切り替えに割り当てています。基本のペン設定はWacomタブレットの設定ガイドで紹介しています。

Wacom Movinkは、エクスプレスキーの形も独特です。物理ボタンではなくシンプルなタッチキーで、表示エリアの横の左上と右上に1つずつあります。

もちろん、「元に戻す」をよく使う人なら、Ctrl+Zのような1つの操作だけを割り当てることもできます。ただ、ツールの切り替えなどをまとめたオンスクリーンメニューを呼び出すようにすると、もっと便利に使えます。
Wacomのオンスクリーンショートカット
最初は、オンスクリーンメニューに興味がありませんでした。作業の流れが比較的シンプルで、タブレットの横に左手デバイスやキーボードを置くほうが好みだったからです。でも、Movinkのようなコンパクトなタッチ対応デバイスを使って、考えが変わりました。特に気に入っている点は2つあります。
メニューから別のメニューを開ける。実際に使う機能だけを集めた、自分専用の直感的なメニューを細かく作れます。さらに、メインのアプリのUIやパネルを非表示にして、自分のメニューだけで作業することもできます。
メニューの項目を長押しすると、その操作やツールを一時的に使える。ブラシと消しゴム、色混ぜツールをさっと切り替えたいときに特に便利です。

メニューはレイアウトや色、アイコンまで変えられるので、いろいろ試してみてください。
私は1つのメニューから、ほかに3つのメニューを開けるように設定しています。それぞれ好きな位置にピン留めすることも、操作を選んだあとに閉じることもできます。
表示と資料
1つ目のメニューは、表示の操作とMagmaの「表示」メニューの機能専用です。内容は次のとおりです。
表示を左右反転
グレースケール表示
資料画面を表示/非表示
回転をリセットして画面全体表示
レイヤーと選択範囲
次はレイヤーの操作です。私はたくさんのレイヤーを使うときもあれば、2〜3枚だけのときもあります。そのため、必要なときだけ使える専用のメニューにしています。レイヤーの操作は数多くありますが、ここではシンプルにまとめ、ラジアルメニューの反対側に選択範囲の操作を入れています。
レイヤーを追加
レイヤーを消去
レイヤーを下に結合
レイヤーを削除
さらに
なげなわ選択
選択解除
選択範囲を反転
変形
ツールの操作
いちばんよく使うのがツールのメニューで、画面の左側にピン留めしています。Magmaのツールバーをタップして切り替えるよりも便利だと感じています。画面上のボタンを押している間だけツールを使い、離すと元に戻せるからです。
ツールを一時的に使いたいときにとても便利で、特になげなわブラシの「スマート消去」で重宝しています。登録しているショートカットは次のとおりです。
ブラシ
消しゴム
色混ぜ
なげなわブラシ(塗りつぶし)
スポイト

※上の画像は、説明のためにすべてのオンスクリーンメニューを大きめに表示したものです。
Wacomのマルチタッチ
タッチジェスチャーを便利で直感的に使うには、スムーズな反応が欠かせません。Wacom Movinkのマルチタッチは、iPadと同じくらいなめらかで反応がよく、快適に使えます。普段の作業にも簡単に取り入れられます。
2本指のピンチでズーム・回転、ダブルタップで元に戻すといった標準的なジェスチャーに加え、ワコムセンターの「高度なジェスチャ」には3〜5本指の操作も用意されています。
ただし、一部の操作では、Wacomの高度なジェスチャを使うか、Magmaの同じジェスチャーを使うかを選ぶ必要があります。WindowsでMagmaの3〜5本指ジェスチャーを使うには、「高度なジェスチャの認識」で「Windows」を選択してください。

Magmaのタッチジェスチャー
ワコムセンターの「高度なジェスチャの認識」をWindowsに設定すると、Magmaのドラッグジェスチャーでツールのパラメーターを調整できます。私は3本指の上下ドラッグにブラシのサイズ、左右ドラッグに不透明度を割り当てています。ほかにも、UIの非表示や表示の反転など、便利な操作を割り当てられます。

ブラウザ上ではパームリジェクションがうまく働かないことがあります。そのため、スタイラスペンとタッチ対応デバイスでMagmaを使う場合は、1本指の「ドラッグ」を「なし」に設定するのがおすすめです。意図せず表示位置が動いたり、キャンバスに描いてしまったりするのを防げます。通常はスポイトが起動する1本指の「長押し」も、同じように設定しておくとよいでしょう。

Magmaのスーパーシンプルモードと全画面
Wacom Movinkはコンパクトなので、外出先で作業するプロに最適です。ただ、画面が小さいと、アプリのUIが場所を取りすぎて描くスペースが狭くなることがあります。Magmaでは、いくつかの方法で画面のスペースを広げられます。
まず、キーボードのF11キーを押すか、「表示」メニューの「全画面」を選んで、ブラウザを全画面にします。ブラウザのUIが非表示になります。

スーパーシンプルモードは、スマホやタブレットで使う人のために導入したモードですが、Wacom OneやMovinkのような小型の液タブにもぴったりです。右側の歯車アイコンをタップし、「スーパーシンプルモード」を選ぶとオンになります。小さな画面で描くコツはこちらの記事でも紹介しています。

必要な機能だけが残った、すっきりした作業スペースになります。描くスペースが広がり、同じキャンバスでほかの人が何をしているかも見やすくなります。

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WacomとMagmaをもっと快適に使うヒントになればうれしいです。さらに楽しむなら、ライブ中のアートジャムで一緒に描く仲間を探してみませんか?キャンバスでお会いしましょう。






